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宮崎県 祖母山風穴コース

平成24年11月24日(土)

天気予報のマークを信じてたのに・・・
三連休の中日、頂上から天狗岩方面への大事なコースの下見だったのに・・・

今回は珍しく隊長のレポです。(写真と合いの手はワタシだよ~ん)
これ、しかめっ面で部下に威圧感を与えながら会社のデスクで書いたんじゃなかろか。
いや、わからんけど



祖母山風穴コース  20121124

今日は雲が低く、三秀台近くからも祖母山は見えない。真っ白でござる。
西高東低の冬型気圧配置に等圧線は縦縞。山は荒れるはず・荒れたよなぁ・・・
雨降りは嫌だなぁ…と思いながら、五ヵ所小学校より林道へ入って行くと7月の豪雨で凸凹になった林道は整備されてて普通車でもOK! まずは第一関門クリア!

フロントガラスにちーさな雨粒が・・・
北谷登山口へ1


北谷登山口駐車場には4~5台がすでに駐車していた。
準備をしてると4台ほど追加で駐車場へ入ってきた。さすが百名山!人気者だ。
九州外の百名山ハンターの「わナンバー(レンタカー)」も多かったように思う。

小雨が降ってきた。
のんびり準備してると皆さんが先に出発していく。大半が風穴コース!
今日は姫の膝のことを考え、千間平コースと決めて来たのだが 姫が目で追っている。
私:風穴行く?  姫:風穴行く! 私:膝痛くなるよ 靴もドロドロに…帰って大変
数秒の無駄な抵抗は「大丈夫!」という根拠のない姫の一言で決まってしまったのでした。
という珍道中のお話です。

さーーっっ 行くべよっ
風穴コース2

=================================

風穴コースは、林道を少し進んで 右に降りる案内看板から最初は下ります。
まずは1つ目の沢を渡り、しばらく歩いて2つ目の沢を渡ります。
植林の中をしばらく歩くと3つ目の沢が出てきます。ココからが登山の始まりです。
2年前の記憶では「ズルズル滑る」と記憶していたのですが、何と!登山道が整備してあります。
地元の方or有志の方orお役所の方 ありがとう 感謝 感謝。

登山道3 登山道4

といってもココからは傾斜がキツくなり、今日も体調チェックをしながら登ります。
スズ竹を抜けると、小滝?段差がある沢?の横にロープがあるポイントに着きます。

まだ元気~!
小滝5


景色は広がりのあるチョロ沢&苔むした石ゴロゴロといった感じ。プチもののけの世界。
沢も4つ目だと感動は薄れるのですが、夏は涼しく個人的にはオアシス!
植林の中を登ると出てくる自然の入口のようなとこです。また前回この少し先で道迷いしたので、思い出のオアシスでもあります。
水が不安な方はココが最後と思ってください。Q合目小屋までサハラ砂漠登山になる危険があれば給水しといてくださいね。
但し、衛生面は自己責任で!

苔森6

オアシスも小さなケルンや新しいテープが設置され分かりやすくなっていました。
この先はカレ沢のような石ゴロゴロを少しだけヒーコラ登山となりますが、ひと登りするとスズ竹のトンネル道に変わります。
傾斜がキツくなったり・緩くなったりを繰り返し登っていると風穴案内の新しい看板が出てきます。
1400mぐらいから雨はみぞれに・・・ 「雪積もってる?」と喜ぶ姫・・・
知らぬが仏め!風穴のアルミ梯子を登るとみぞれは更に激しく。スズ竹の陰で雨宿りをして、これから先が予測できる私は風穴なんて見なかったように歩き出します。
というのも、スタート時点からレインウェアの上着は着ていたのですが、ズボンは履いておらず、スズ竹の水滴攻撃でズボン前面が濡れ始めていたのです。ここで履けば良かったものをそのまま登山続行! 後で夢見る元乙女も泣く羽目に・・・

風穴覗きたかったけど滑るし
風穴7 ゆき?8

いつもは風穴過ぎると一部景色が良いハズ・・・ 
本日は真っ白! 足元も少し白!と修行の様な登山が続きます。
ご存知のように、これからホントの両手両足を使うフル祖母山登山がはじまるのに、今日の我が隊は小休止のみで、展望あるはずの岩も素通りし、手袋もグチョグチョになりながら、木の根・岩にしがみつき 頂上を目指しました。姫も無口・私も無口な修行僧でした。だから後半戦の頂上までのレポートは荒かです。

座って休めないけど、この景色もなかなか
最初の大岩9 岩ヨジ登り11

どわっっ ビッグフット!? 
足跡10

1500m過ぎから、ありゃ?樹氷?霧氷? 違いが分からぬ我が隊ですが、今年初めての祖母山ばぁーちゃんのプレゼントを受け取りました。
しばらく堪能して、「手が冷たい・痛い」という姫の悲鳴を聞きながら、小尾根に上がり
普段なら天狗岩なども見える絶景ポイントをスルー。 スズ竹地獄に再突入します。

思いがけないご褒美 (なんの?)
樹氷12 エビの尻尾13

樹氷あっても 北西の風が強い。濡れたズボンが冷たい。手も冷たい。まだまだ修行は続きます。同じようなスズ竹・岩登り・木の根しがみつき・尾根筋・スズ竹の登山道の繰り返しを歩いていると、真っ白なガス中では「さっき通った?」と錯覚してしまうほど不思議な感覚になります。今回は遭難する時ってこんな感じ?の疑似体験もできたのでした。

登山道14 頂上下の大岩15

頂上手前の尾根筋(展望岩への寄り道できるとこ)が樹氷は一番良かったです。
3~4cmほど均等に氷のオブジェが出来ており、岩場は霜降りになっていました。
姫もカジカム手を暖めつつ写真を撮ってます。 きれいだけど風が強くて寒い。

今回は2cm程の積雪があったため、先行者の踏み跡を追う形で淡々と登ったのですが、
「まだぁ?」「腹減った!」と今回は愚痴を溢さぬ姫を尊敬したり・実は頭悪いんじゃない?と思ったり(逆もアリやな!)と真冬の修行登山約3時間で頂上に到着。

ちょっ、コラッ! 鈍感?なんてこと言わんよねぇ?
思いがけない冬景色に寒さも疲れも忘れておりやした。
頂上にもっと居たかったーーー

頂上16 頂上17

3名の男性がいましたが、挨拶もほどほどに さっさと証拠写真を撮ってQ合目の小屋へ
途中 道違うんじゃない? 雪があるといつもの道が違って見えます。
無口な2人はズルズル道を通って小屋へ。

あっ!サイフ忘れた×2・・・
人という生き物は、長く生きるとズーズーしくなるもので、奥のストーブあるとこじゃなければヨシ!自分ルールで手前の玄関内(下駄箱?小屋番さんの修理道具格納庫?ベンチのあるとこ)になだれ込み、ラーメン食って生き返ったのでした。ある意味 無銭飲食?
小屋番さんに「ガス使って良い?」と了承だけは取り、小屋番さんの顔はしっかり立て、ラーメン・コーヒーまで行くあたりは、私共 さすが立派な中年でございます。
次回は払います。ごめんなさい。

黒金尾根から登ってきた方・手話交じりで単独登山の方に親切にしている方・仲良し夫婦と皆がラーメン! この日は一番の御馳走でしたね。皆さん!
一息つくと他人の話に耳がダンボになるもので、噂では聞いていたのですが、ほしこがin尾平が営業をやめた・靴の中も濡れた・ここで靴を脱ぐともう履きたくないと微笑ましい山小屋の会話が聞こえてきます。山小屋泊ってみたい!姫もそんな気持ちだったのでは?

もちろん!山の中で夜を明かしてみたいな。テントはまだかなー

水場で給水し、さぁ!登ったら姫の苦手な下りが待っております。

国観峠のお地蔵さんまでは、お天気の日でもズルズルだから ゆっくり下っていきます。
手袋を変え、レインウェアも上下着こんで下りたので、スズ竹なんて怖くない!はずが、姫の口数少ない。
おいおい!

おじぞーさま。どうかどうか元気な足をおくんなせぃ。。。
国観峠18

登山道はどこまでもガスって・・・
登山道19

千間平もしーんとしてる
千間平20

そーです。膝です。そーなんです。 必死に下ってきますが、段々間が開いてきます。
途中で休憩と言っても絶対にイヤ!というので、給水ポイントと名前を変えて小まめに休憩を入れて、2時間30分ほどで登山口にたどり着きました。

今回は極寒雪道とズルズル登山道で無駄な力が入ったのか?ヘロヘロ下山の姫でした。
本日の登山は、キツ・ズーズーしい・寒かった・靴ドロドロの1日でした。

今回の山行を物語ってますなぁ~
到着21

名誉挽回のために付け加えますが、(そこのあなた!誰の?とは言わない!)
その晩 温湿布を膝に貼って寝たら、翌朝 ロボット姫になってませんでした。
湿布が良いのか? 貼ってあげた人が良かったのか?
貼った人でしょうね・・・ 皆さんも同意見ですよねぇ。。。。 笑

                                By隊長


レポ、ありがとうございます!
今回、なんとあろうことか大事なサポーターを忘れてしもて(汗)
滑る下りは辛かったっす。
二人のペースが違い過ぎて、途中で待つ隊長には寒い思いをさせてしまいすんましぇん。
切れ込みの温湿布はめっちゃ効きました!! 感謝感謝っす。
へいへい、貼った人のお・か・げ としときましょ
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プロフィール

つる姫

Author:つる姫
九州熊本より発信中です。
膝の故障もボチボチ癒えてきました。
今のところ九州内であちこちの山に出没しています。

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